禁煙外来
禁煙外来をご希望の方へ2021/7月、ファイザー社より以下の発表がありました。
チャンピックス(ニコチンを含まない内服薬)禁煙補助薬「チャンピックス 1mg 錠」自主回収のお詫びとお願い
この度、弊社が 2021 年 5 月より出荷した「チャンピックス 1 ㎎錠、製造番号:EP9481」に、 発がん性の可能性があるとされるニトロソアミンが含有していることが判明いたしました。
チャンピックス 1 ㎎錠(製造番号:EP9481)を服用されている患者様にお詫び申し上げるとと もに、自主回収についてご案内いたします。
その為、当院では現在禁煙外来を中止しております。
禁煙外来の再開の見通しはたっておりません。
タバコが止められない方は、ニコチン依存症です。 |
当院では、チャンピックス(ニコチンを含まない内服薬)で禁煙を勧めています。
禁煙外来に来られた際に問診をし、医師と相談をしながら禁煙方法を決定していきます。
タバコが関係する病気
タバコを吸っていると、肺がんはもちろん、動脈硬化が原因で起こる心臓の病気(虚血性心疾患)や脳卒中、
肺の炎症が原因で起こる慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器の病気、胃潰瘍などの消化器の病気、糖尿病などの私たちが活動するための
エネルギーをつくつるはたらきが障害された病気など、全身の様々な病気にかかりやすくなります。
膀胱がん、子宮頸がんなど、喫煙は多くの部位におけるがんのリスクとなります。
健康保険で禁煙治療を受けるには
2006年より、禁煙外来受診の際、以下の4項目すべてにあてはまる方は保険適用されることになりました。
治療費の1割~3割の自己負担で禁煙治療ができます。
■保険適用となる方 | |
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※要件を満たさない場合でも、自由診療(自費)で禁煙治療を受けることができます。
禁煙治療のスケジュール
健康保険等を使った禁煙治療では、12週間にわたり計5回の診察を行います。
初回診察の2週後、4週後、8週後、12週後に再診があります。
チャンピックスの服用方法
①飲み始めの1週間に薬の量を徐々に増やし、禁煙の準備をします。
②服用8日目から禁煙してください。
③チャンピックスの服用期間は12週間です
※自然にタバコを吸わなくなった場合は、8日目を待たずに禁煙に入ってください。
※医師と相談の上、必要に応じ延長して服用することもあります。
費用はいくらかかるの?
健康保険等で禁煙治療のみを行った場合の自己負担額(3割負担として)は、12.000~19.000円程度です。
自由診療の場合は、およそ70.000円となります。
※ たばこ1箱400円とすると・・・1ヶ月12.000円。3ヶ月で36.000円。
チャンピックスで禁煙治療をすると・・・・・・・3ヶ月で19.000円。
もしも禁煙に失敗したら?
禁煙治療中に脱落、もしくは禁煙治療終了後に再喫煙してしまった場合・・・
初回診察日より1年を経過しないと
保険での禁煙治療を受けることはできません。